ママ,私は女の子にならなければならない。
by Just Evelyn
Translated by Azami Morisita
Webpage and PDF composition by Lynn Conway (JP)
Link to PDF print version (TBD)
DEDICATION
この本は私の新しい娘に捧げる,彼女は私に勇敢である事と,自身に忠実である事を教えてくれた。
ACKNOWLEDGEMENTS (感謝の言葉)
私はこの本を作る事を援助してくれた全ての人に感謝を捧げる。私の母のセレラ・フューラー・モルガンは多くのタイプと話を整理するのに役立ちました。全ての子供に私の人生を興味深くしてくれてありがとう。ライター・センターにも感謝します。私の友人は傾聴してくれて私を励ましてくれてありがとう:すなわちトム,ローン,スーザン,キャロライン,ウォルター,ドーン,ケリー,カリー,セレナ,ハリー,エレナ,ジャニネ,デイブ,アンドリュー,ジェナ,ジョイス,ブレント,ミシェル,二コル,その他名前をあげるには多すぎる人々へ。
私はまたこれらの特別な人たちにダニエレの横に立って彼女が新しい部分の人生を始める手伝いをしてくれた事を感謝します:私の姉,デニス,ローラ,ミギュエル,グロリア,ダイアン,ダニカ,ジョー,ジョニ,そしてニュー・イメージ・キャストのメンバー。
CONTENTS(内容)
前置き
あなたはまさに稀な若い少年の真実の物語を読もうとしています,そこでは,母親から助けを得られましたが,他からは何も助けを得られませんでした。
ダニエルは女の子に生まれるべきでした。これらのページで会うダニエルの父は,性別適合手術は神に反すると信じる人でした。あなた方は読み進むにつれ,激しい戦いが官僚や,夢の妨害と料金の徴収しかない能力のカウンセラーとの戦いを見るでしょう。より大事な事は,ダニエルの勇気と理解ある母が,魅力的で,抑えきれないダニエルを生み出し,全世界の小専制君主,狭窄視野の役人,道化師,財政的機会,実行を妨害する誤ったガイドによる人道主義者に打ち勝ったのです。
私は,最後に19歳のダニエルに会って,彼女のお母さんと電気針脱毛の過程を数ヶ月に渡り毎週行ったと聞きました。私はとても印象深く受けました。ダニエルの10代の女性としての生活のフィットネスは素晴らしく,成功していたし,彼女の幸福と成熟は同時に私の年老いた目にもの欲しそうな涙をもたらしましたーー私も性転換女性なのでもの欲しかったのです。
私はダニエルの子供時代と同じく間違った身体を持つという経験を生きました,しかし私は50-60年台で成長し,コミュニケーションに欠け,自分の家族の性的に抑圧された状態にありました,私は男性の思春期を過ごし,男子の体操のクラスに出席し,男の仲間と付き合い,多くの年月のショッピングやデートを経験できませんでした。私は全ての切り株,イバラの茂みと路面のくぼみにぶつかりながら,誰かが,間違った人生の道から救い出してくれるのを待っていました。
しかし,今や1998年で,物事は変わりました。ダニエルの経験は最初の物の1つで,新しい,より良い時代が彼女や私のような人々に来る約束です。
Hallie Horowitz ハリー・ハロウィッツ
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裏表紙あとがき(Rear Cover)
本書についてフィリス・ランドルフ・フライ (Phyllis Randolph Frye)(註1)は次のように述懐している。“1994年頃だっただろうかエヴリンが彼女の子供がトランスセクシュアルであることを打ち明け相談に来られたとき、わたしは彼女に対して娘さんの為にことが上手く運ぶよう勇気づける以外になすすべが無かったことを思い出す。エヴリンの新しい娘ダニエルについて書かれたこの本は、23年間のわたしの政治活動を要約した他の4冊のリストに新たに加えれられるべき書で当事者の方々に推薦できるものだ。実際、この本はトランスジェンダーな子供を持つ親には必読の書である。ユーモア、洞察、道しるべや避けて通るべきことなど多くを教えてくれる。それにまるでおしゃべりでもしているようで読みやすい。娘のダニエルが非常に社交的な母の期待をも越えて応えようとするところは非常に微笑ましく思えた。ダニエルが抱える問題の多くが軽減されて解決されていくに従い、徐々に彼女の内面の苦悩も和らいで行くのを当然の結末のようにほっとする思いで読んだものだ。娘となった子へのエヴリンのあまりの愛の大きさに、私自身23年もの間疎遠な自分の両親や兄弟への思いが重なって幾度も涙を流した。とりわけエヴリンが高額な治療費を要求するだけで何の訳にも立たない専門家に立ち向かう姿に拍手喝采したものだ。 過剰なまでの社会の決まり事が詳細に暴かれ、それらに対する対処の仕方、避けるべき事柄を示してくれている本書を叙述したジャスト・エヴリンに心より感謝する。”
本書はトランスセクシュアルな子をもつ親の必読の書であり、子への無限の愛を謳い上げているものだ。子の苦難に立ち向かい、尽きること無く支え続けた母エヴリンの姿に涙しないトランスな人はまずいないであろう--ロヴィン・サーヴン (Robyn Serven)(註2)
(註1)フィリス・ランドルフ・フライ (Phyllis Randolph Frye): ヒューストンの弁護士。トランスジェンダー。 (<http://www.transgenderlegal.com/>)
(註2)ロヴィン・サーヴン (Robyn Serven): アーカンソー中央大学数学科教授 1995年に性別適合手術を受けている。 (<http://www.critpath.org/pflag-talk/robyn.htm>) PFLAG: Parents, Families, and Friends of Lesbians and Gays (<http://www.critpath.org/pflag-talk/index.html>) の世話人でもある。
Robyn Serven is a mathematics professor at the University of Central Arkansas in Conway, AR, USA and a post-operative transsexual woman, having final surgery in March of 1995.
Photo of Danielle taken at V-Day in Hollywood, CA,
February 21, 2004
For more information about transsexualism, see
Lynn Conway's TG/TS/IS Information Page.
See also Lynn's Home Page.
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